安全休憩を守ること。最低は4.5時間連続運転後に30分。
社有車の記録を管理する = 運航記録表。
道路交通法及びすべての社内規則(敷地内の運営規則など)を遵守すること。
運転手は次の事をしなければならない:
技術的条件を満たした車両を使用すること。
運転と道路状況の監視に完全に集中すること。
車両の技術的特性に合わせた運転を心がけること。
子供、障害者、動物には特に注意すること。
子供が乗っている車、初心者や身体障害者の運転手、自動車教習所の車両に配慮すること。
警察官の指示に従い、アルコールまたは麻薬検査を受けること。
同方向を走行する他のドライバーが横断歩道の手前で減速または停止する場合は、横断歩道の手前で減速または停止すること。
乗客や動物、貨物の安全を確保すること。
シートベルトを着用し、バイクにはヘルメットの着用が義務付けられている。
子供はチャイルドシートで乗車すること(チャイルドシートの使用は運転者の責任となる)。
下記の書類は運転時に持参しなければならない:
運転免許証、車検証(車両証明書)、グリーンカード(車両保険の証明書)。これらの書類は、要請に応じて警察に提示しなければならない(すべての警察署)。
運転手は次の事はしてはいけない:
飲酒運転または麻薬が作用している状態で運転する。
能力・資格がないのに運転すること。
横断歩道で横断しようとしている歩行者を危険にさらす、または制限させること。必要に応じて、運転者は横断歩道の手前で車両を停止しなければならない(路面電車の運転手を除く)。
(横断歩道がない場合でも)運転手が曲がる道路を横断する歩行者を危険にさらすこと。
横断歩道で道路を横断する自転車を危険にさらすこと。
無免許者で、 アルコールが作用している状態の者等、上記の条件を満たさないものに車を運転させること。
電話を手に持つなどして使用すること。ハンズフリー通話は可。
バイク乗車中の喫煙。
青または青赤色の点滅灯の車両(警察、消防、救急車など)は、優先権があるとみなされる。
他の車両の運転者は、優先権を有する車両および同伴車両が安全かつ円滑に通行できるようにしなければならない。必要な場合は、妨げにならない場所に停止しなければならない。他の車両の運転者は、優先権を有する車両および同伴車両のグループに加わってはならない。
高速道路または二車線道路で交通量が多く渋滞が発生した場合、車両の運転手は、停止する前に少なくとも3.0メートル幅の車線を確保し、優先権のある車両が通行できるようにしなければならない。
停車中の車両に青色警告灯が点滅している場合、他の車両の運転手は状況に応じて減速または停車しなければならない。
交通事故に巻き込まれた運転手は下記のことをしなければならない:
A)直ちに車両を停止し、事故による人的・物的損害を防止するための措置を取ること。
B)事故現場で交通安全を脅かさないよう適切な措置を取ること。
C) 必要に応じて、他の車両を停止させ、事故現場に明示をつけ、交通機関(特に公共交通機関)の運転を再開させることができる。
D) 他の人とお互いに身分証明を確認し、事故車両について詳細を伝えること。
運転手は下記の場合、事故について警察に通報しなければならない:
A) 事故によって人が死亡または負傷した場合
B) 輸送品を含む車両の物理的損害が10万CZKを超える場合、
C) 第三者の財産に物理的損害が生じた場合
D) 事故により道路やその設備の一部が損傷・破壊された場合、または環境に損害を与えた場合、
特定の状況においては、以下の最大速度が規定されている:
状況 最大速度(km/h)
市街地 50
市街地以外の一般道路 90
高速道路 130
自動車専用道路 110
住宅街と歩行者ゾーン 20
スノーチェーン装着の場合 50
車両を牽引する場合 60
踏切の手前では、運転手は特に安全に踏切を渡れるように注意を払わなければならない。(常に周囲を見渡すこと)
車両は到着順に踏切の前に並ぶこと。
踏切の手前50mの距離および踏切を渡る時、運転手は最高速度30km/hで運転することができる。
踏切安全装置信号の白色灯が点滅している場合、運転手は踏切の50m手前と踏切を渡る際に最高速度50km/hで運転することができる。
踏切を渡る際、運転手は横断時間を不必要に延長してはならない。
車両が踏切で停止した場合、その運転手は車両を線路から離さなければならず、それができない場合は、速やかに鉄道車両の運転手に危険を知らせるためにできる限りのことをしなければならない。「止まれ」の交通標識が表示されている踏切の手前では、線路が見やすい場所に車両を停止しなければならない。
踏切に入ってはいけない場合:
(a) 踏切安全装置信号機の2つの赤色灯が交代で点滅し警告を発している場合、
(b) 踏切防護装置のホーンまたはベルの断続的な鳴動によって警告を発する場合、
(c) 遮断機が下がって、下げた状態、上がっている場合、
(d) 近づいてくる列車またはその他の鉄道車両がすでに視認または聴認できる場合、またはその警笛または汽笛が聴こえる場合。ただし、踏切安全装置信号機の白色灯が点灯している場合はこの限りではない、
(e) 鉄道職員が赤旗または黄旗を振って、また視界が悪い場合は赤色灯を振って、車両に停止を知らせた場合、
(f) 踏切を越えた先の状況が、安全に踏切を渡り、進めることを許さない場合。
・自動車の安全状態:事故の原因を最小限に抑える(例:技術的状態、高品質のタイヤなど)
・安全な車間距離:2秒以上
・タイヤと路面の接着は、タイヤの圧、タイヤの溝の深さ、路面によって異なる。
・車両の速度が2倍になると、制動距離は4倍になる。
・タイヤ空気圧は、冷えたタイヤで確認する。空気圧は操縦性に影響し、タイヤ空気圧 が適正でない時に接着を失い、横滑りが起きるリスクがある。
・路面への接着性は路面による(例:舗装路は滑りやすい)
・車両の速度は、路面、天候、車両の状態などに合わせなければならない。
・ブレーキシステムに不具合がある場合:車両は路上で使用せず、バーを使って牽引することができる。
応急手当の基本
自分自身を危険にさらさないでください!!155番または112番に電話してください。考えられる危険(火災、負傷者の安全)を評価する。一般的に負傷者をできるだけ動かさないようにし、危険(火災、負傷者が道路にいる)がある場合は、いわゆる「ㇻウテク法」を使って負傷者を安全な場所に移動させる。
状況の概要 指揮官(その場の自然なリーダー)×ヘルパー(救助者)×やっかいな者(助言だけする傍観者、場合によっては交通事故の写真を撮る人など)。
援助の提供時に、トンネル状視野に注意。助けを求めていない負傷者をまず助ける。生体機能を重視する。
注意:交通事故の負傷者を、救い出す際に常に注意を払う。脊髄損傷を想定しなければならないからだ。救助の際には常に注意を払い、できる限り手を出さず、他の人に応援を頼むこと。
155、112番通報の際に伝える情報。
自分の名前、場所・時間・事故の内容、負傷者の人数、負傷の内容、負傷者に関する情報、事故現場へのアクセス道路、連絡先電話番号。決して最初に電話を終了しないでください!!
止血は最も重要な応急処置のひとつ。
大動脈の損傷は数十秒で生命を脅かすけがである。出血量が多ければ多いほど、状態は深刻になる。出血は、小出血(擦り傷など、対処の必要はない)と大出血(直ちに止血する必要がある)に分けられる。大量出血(動脈、静脈)の応急処置は、傷口の血管を直接圧迫する(手袋、滅菌の包帯、清潔なハンカチなど)。座って被害者を横にする。手足を上げ、圧迫包帯で止血する。ショック対策を開始する。
四肢の絞扼は、他の方法(圧迫包帯など)で止血できない場合の最後の止血法である。しかし、正しく行わなければならない(手足に脈がない状態)、間違った処置はは出血を促進するため。